2022年12月31日

FC マッパー0 NROM リセット 2in1 フラッシュカートリッジ基板 - 操作説明

◆操作説明◆

■搭載スイッチ・ランプの役割りについて

写真1:
nrom2in1pic001.png

●MIRROR SW1

図1:
nrom2in1fig001.png

SW1でミラーリング設定を変更出来ます。タイトルに合った設定を行ってください。
V:水平 / H:垂直

出荷時の設定はH:垂直に設定されています。

●MANUAL BANK SW2、BANK LAMP

図2:
nrom2in1fig002.png

SW2で書込みたいBANKを選択・設定します。

出荷時の設定はBANK 0に設定されています。

書込み時は、SW3をMANUALに変更しておきます。※詳しくは後述します。

BANK 0とBANK 1があり、最大2タイトルまで任意のタイトルを書込めます。

BANK 0とBANK 1に書込むタイトルは同じミラーリング設定のものが好ましいですが必須ではありません。

ミラーリング設定が異なっていると画面化けが発生する場合があります(任意のタイミングでSW1を変更してください。)。

タイトル一覧表(マッパー0)+ミラーリング設定

BANK 0にはテストプログラムが書込んであります。

BANK 1には何も書込まれていません。

図3:
nrom2in1fig003.png

BANK LAMPは現在有効になっているBANKをLED点灯で知らせます。

BANK 0有効時:
 赤ランプ点灯(緑ランプは消灯)

BANK 1有効時:
 緑ランプ点灯(赤ランプは消灯)

●RESET MODE SW3

図4:
nrom2in1fig004.png

SW3で本体リセット時の動作を設定します。

出荷時の設定はMANUALに設定されています。

AUTO:
 リセット押下でBANK 0/BANK 1を交互に切替えます。
 電源投入時のBANKは0です。
 SW2の設定は無効となります。

MANUAL:
 リセット切替しません。単一BANKモードとなります。
 BANKはSW2で設定したものが呼び出されます。


■書込み全般について

●anagoスクリプト、flashdevice.nut

anagoスクリプト、flashdevice.nutは最新のものをご利用ください。

nrom_wx.af (サイズ: 946 バイト、CRC32: 39A5FE06)

flashdevice.nut (サイズ: 5,423 バイト、CRC32: 7A2D7FC3)

●書込み手順

※BANK 0に1タイトル目、BANK 1に2タイトル目を順番に書込む際の説明となります。

※順番を変えて書込みたい場合は適宜読替えてください。

1.anago_wx.exeのprogramタブを選択します。

2.scriptはnrom_wx.afを選択します

画像1:
nrom2in1img001.png

3.SW3をAUTOからMANUALに変更します。

4.SW2でBANK 0を選択します(赤ランプが点灯して、緑ランプが消灯します。)。

図5:
nrom2in1fig005.png

図6:
nrom2in1fig006.png

5.ROM imageのBrowseボタンを押して1タイトル目のNESファイルを選択します。

6.Program flashを「AM29F040B」「full」に設定します。

7.Charcter flashを「AM29F040B」「full」に設定します。

※「AM29F040B」は最初にFlashROMをイレース(全消去)してから書込みます。

8.compareにチェックを入れます。

画像2:
nrom2in1img002.png

9.programボタンを押すと書込みが開始します。

10.書込み結果がテキストボックスに反映されるので、問題が無い事(ログ出力無し)を確認します。

11.SW2でBANK 1を選択します(緑ランプが点灯して、赤ランプが消灯します。)。

図7:
nrom2in1fig007.png

図8:
nrom2in1fig008.png

12.ROM imageのBrowseボタンを押して2タイトル目のNESファイルを選択します。

13.Program flashを「AM29F040B_2」「full」に設定します。

14.Charcter flashを「AM29F040B_2」「full」に設定します。

※「AM29F040B_2」はFlashROMをイレースせず既存データを残したまま書込みます。

15.compareにチェックが入っていることを確認します。

画像3:
nrom2in1img003.png

16.programボタンを押すと書込みが開始します。

17.書込み結果がテキストボックスに反映されるので、問題が無い事(ログ出力無し)を確認します。

18.SW2をBANK 0に戻します。※任意。動作に影響はありません。

19.SW3をMANUALからAUTOに戻します。※必須。戻さないとリセット切替出来ません。

図9:
nrom2in1fig009.png

20.以上です。お疲れ様でした!
posted by DumBo at 00:00 | ファミリーコンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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